ASUSの新世代のイノベーションを刺激するテクノロジーのリーダーをご紹介します。彼らの知恵、経験、情熱が、信じられないような素晴らしい成果を出す企業文化を育み続けています。
Jonney Shih(ジョニー・シー)
会長
Jonney Shih(ジョニー・シー、以下Jonney)は1993年よりASUSの会長を務め、2007年まではCEO(最高経営責任者)も兼任していました。
シー氏は会長として、ASUSのビジョン、企業文化、革新的な戦略を指導しています。彼のリーダーシップの下、ASUSはマザーボードの世界販売台数で第1位、コンシューマー向けノートパソコンでは第3位にランクするなど、グローバルに知られるテクノロジー・リーダーに成長しました。ここ数年、Fortune誌はASUSを「世界で最も賞賛される企業」の1社に毎年選んでおり、Interbrandは ASUSを2013年以降、 5年連続で台湾発の最も価値あるグローバルブランドに認定しています。
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Jonneyは、その情熱とイノベーションへの取り組みでよく知られており、完璧を追求する彼の絶え間ない努力は、コンシューマー向けのテクノロジーの商品化に貢献し、時代を築きました。2006年には、画期的なASUS Eee PCの開発を指揮し、高品質でコンパクト、かつコストパフォーマンスに優れたデバイスは、モバイルコンピューティングの時代を加速させ、今日ネットブックとして知られるPCの新しいカテゴリーを開拓しました。
2008年には、ASUSのODM(original design manufacturing)事業とOEM(original equipment manufacturing)事業の分離を指導し、ASUSブランドの世界的な認知度を高める上で極めて重要な戦略的決断を行いました。2014年には、洗練された美しさ、機能性、高級感を兼ね備えたASUSのフラッグシップスマートフォンシリーズであるZenFoneの開発・発売の陣頭指揮を執りました。わずか2年で、ASUSは世界トップのスマートフォンブランドとなりました。
さらに、初の家庭用ロボットであるASUS Zenboを発表し、ASUSの名を国際的に広めました。Zenboは、ASUSを次の業界パラダイムシフトのテクノロジーリーダーに変化させつつ、一般家庭でロボットコンピューティングを実現するという彼のビジョンを実現する第一歩となりました。
Jonneyは、人材こそが企業にとって最も重要な資産であると信じており、ASUSの成功はその献身的な従業員と企業文化によるものであると考えており、イノベーションと品質への継続的なコミットメントを鼓舞するため、彼は「In Search of Incredible」という企業理念を立ち上げ、全従業員に対し、すべての行動において卓越性を追求するよう奨励し、ASUSの企業文化を定義しています。
受賞歴
2017
T3 Magazine によるLifetime Achievement受賞
2015
CommonWealth Publishing Groupの「優れた中華系ビジネスリーダー」としてグローバルリー ダーシップ アワード受賞
2012
Industrial Technology Research Institute of Taiwanの名誉ある受賞者に任命される
2011
Pan Wen Yuan Lifetime Achievement賞受賞
フォーブス誌のヒーローズ・オブ・フィランソロピーに選出
Laptop Magazine誌のモバイル部門で最も影響力のある人に選出される
2010
Fast Companyによるビジネス分野で最もクリエイティブな人に選出される
2009
Laptop Magazine誌のモバイル部門で影響力がある人トップ5に選出される
T3 Magazine誌のテクノロジー分野で最も影響力がある人に選出される
2006
最優秀企業家賞 中国時報グループ、DHL台湾優秀テクノロジーマネジメント賞中華民國科技管理學會
BusinessWeek誌のアジアのスターに選出される
1999
BusinessWeek誌のアジアのスターに選出される
1998
BusinessWeek誌のアジアのスターに選出される
1990
卓越した世界の若手10人に選ばれる - 國際青年商會 (Junior Chamber International)
1987
TOP10卓越したテクノロジータレントに選出される
1986
TOP10卓越した企業家に選出される
* Pan Wen Yuan Lifetime Achievement賞は、台湾のテクノロジー業界に多大かつ卓越した貢献をした人物を表彰するもの。
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Ted Hsu(テッド・スー)
副会長
Ted Hsu(テッド・スー、以下Ted)はASUSの創業者の一人で、現在は副会長を務めています。以前は2016年から2018年までASUSのCSO(最高戦略責任者)を務めましたTedはキャリアの初期のころから台湾のIT事情を形成するのに貢献し、業界を転換させる重要な発見/知見に携わってきました。
今日Tedは副会長としての新たな役割において、その経験、知恵、テクノロジーへの情熱を活かし、世界で最も称賛されるテクノロジー企業のひとつになるというASUSのビジョンの実現に貢献しています。
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ASUS設立に携わって以来、Tedはさまざまな管理職を歴任し、研究開発やサプライチェーン、生産工程を監督してきました。研究分野での経歴を持ち、ハードウェアとソフトウェア開発に精通していることに加え、分析能力とビジネスの洞察力により、ASUSと台湾のITコミュニティにとってかけがえのないリーダーとなりました。事業のあらゆる側面における彼の幅広く深い知見は、ASUSにとって不可欠なリソースであり続けています
2002年、TedはASUSの世界的なミッドレンジ帯のマザーボード市場への参入を支援し、同社を世界No.1のマザーボードブランドへと導くことに貢献しました。2008年にASUSのODM(Original Design Manufacturing)事業とOEM(Original equipment Manufacturing)事業を分離した後、Ted はPegatron*の副会長に就任しました。
10年近くにわたりPegatronを世界で最も成功したOEM事業の1つに成長させた後、Tedは自身のITとイノベーションへの情熱を奮い立たせるために、自身が共同設立したブランドであるASUSに再び戻りました。
国立台湾大学で電子工学の理学士号を、国立交通大学で経営管理修士号を取得。趣味はゴルフ、家族と過ごす時間、友人とテクノロジーの未来について深く語り合うことです。
* ASUSとPegatronは別個の独立した事業体です。
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S.Y. Hsu (エスワイ・シュー)
ASUS共同CEO
S.Y. Hsu(エスワイ・シュー、以下S.Y.)は2019年からSamson Hu(サムソン・フー)とともにASUSの共同CEOを務めています。
S.Y.は研究開発戦略、イノベーション管理、人材開発、統合ソリューションの推進を主導しています。 Samson Hu(サムソン・フー)とともに、2035年ASUS気候行動目標の実施、ASUSのコアコンピタンスの強化、ASUSの継続的なイノベーションの育成に取り組んでいます。
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1993年にASUSに入社して以来、S.Y.はStart with People(すべては人から始まる)のデザイン思考を信条とし、研究開発チームを率いて常に画期的なイノベーションを生み出してきました。その成果のひとつであるEee PCは、モバイル・コンピューティング業界に活気を与え、まったく新しいデバイス・カテゴリーを創造した先駆的なノートパソコンであり、ハーバード・ビジネス・レビューにユーザー重視のイノベーションのケーススタディとして取り上げられました。常に驚くような革新を追求するS.Y.は、2018年にZenbook Proで再び重要な目標を達成し、セカンダリー・タッチスクリーンでノートパソコンのユーザー体験を変革しました。
S.Y.は、オペレーション、製品、サプライチェーンにサステナビリティを組み込むことに注力しています。新しいビジネスモデルへの戦略的投資を主導し、スタートアップのワークカルチャーを推進することで、ASUSはあらゆる人々に素晴らしい体験を提供し続けます。ASUS外では、AAEONとAPAQ Technology Co. Ltd.の取締役、uPI Semiconductor Corp.の会長を務めています。
フィットネス愛好家であり、生粋のエンジニアでもあるS.Y.は、余暇にはサイクリングと車のエンジン整備を楽しんでいます。常に新しい挑戦を求めており、自転車で台湾を何度も一周したほか、ゴビ砂漠をトレッキングしたこともあります。
国立台湾科技大学で学士号、国立政治大学でエグゼクティブMBA、国立台湾大学/復旦大学でジョイント・エグゼクティブMBAを取得しています。
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Samson Hu(サムソン・フー)
ASUS 共同CEO
Samson Hu(サムソン・フー、以下Samson)は、2019年からS.Y. Hsu(エスワイ・スー) とともにASUSの共同CEOを務めています。
Samsonは企業運営と製品・サービスのイノベーションを主導しています。 S.Y. Hsu(エスワイ・スー)と連携しながら、2035 ASUS気候行動目標の遂行、サステナビリティとCSRの構築、デジタルトランスフォーメーションの実施、世界中のASUSチームメンバーのイノベーションへの情熱の醸成に不可欠な役割を果たしています。
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2001年にASUSに入社して以来、 Samsonのリーダーシップは、デザイン思考を採用した数多くのプロジェクトを指導し、ユーザーの意見を取り入れてイノベーションを行ってきました。特に、Transformer Padの導入は、市場に2-in-1デバイスという新しいカテゴリーを生み出しました。 Samsonは、Start with People(すべては人から始まる)をASUSのカスタマーサービスにまで拡大し、購入後も世界中の消費者に喜びを与え続けるようにすることで変革を起こしました。近年、両共同CEOの献身的な努力により、ASUSは記録的な財務成長を遂げ、再生可能電力イニシアティブRE100への参加など、環境・社会・ガバナンス関連の取り組みも強化しています。
Samsonはデータ主導のユーザーインサイトとASUSの独自の強みや専門性を活用し、新たな成長に拍車をかけ、戦略的提携やパートナーシップを構築し、新しいビジネスモデル、特にサステナビリティがイノベーションを促進し、統合ソフトウェアとサービスが製品を補完するようなビジネスモデルに着手しています。これらの企業努力は、ASUSが長期的にあらゆる人々に素晴らしい体験を提供できるよう、新たな機会を生み出しています。
常に挑戦することを好むSamsonは、余暇をバドミントンやゴルフなどのスポーツに費やしているます。また、リラックスのために美しい風景を見ながら散歩することを楽しんでいます。
Samsonは台湾の国立成功大学で電気工学の学士号、国立陽明交通大学(旧国立交通大学)でコンピューター工学の修士号、台湾の国立政治大学でエグゼクティブMBAを取得しています。
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